肩こり
2021年11月19日
症例報告61 足のむくみとだるさ、肩こり
症例 | 足のむくみとだるさ、肩こり |
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性別 | 女性 30代 |
初診 | H29.5 |
症状 | 2年前から両ふくらはぎのむくみがひどくて、いつもだるい、慢性的な肩こりでひどくなると左手がしびれる、血尿、蛋白尿がある |
触診・視診・検査 | 肩、首の筋緊張が強い、足のむくみが強い(靴下の痕) |
整体施術内容と経過
足のむくみが強くでてましたので、お腹をゆるめることを行い、リンパの流れを促すことを目的に行っていきました。お腹がゆるむことで、全身の循環がよくなり、肩の筋緊張も軽減していきました。
左手のしびれは、頚椎からの影響でしたので、背骨の動きをよくしてから調整していきました。
考察
この方は、腎機能が弱っていることで水分調節がうまくいかずにむくんでいる状態でした。腎臓の働きを高めるためには、横隔膜が上下に大きく動く必要があります。横隔膜が上下に動くことで、腎臓に圧力がかかり、腎臓のろ過機能が高まります。横隔膜が上下に動くためには肋骨が締まっていないといけません。
腎機能が弱っている方は、肋骨が横に膨らんでいる方が多いので、肋骨の施術が大切になります。集中的に通って下さったことと自宅でセルフケアを実践してくれたことでむくみは改善することができました。
それにあわせて、肩こりも楽になり喜んでいただけました。肋骨を締めることで、様々な症状が改善しやすくなり、病気の予防になります。ご縁のある方に広まることを願っています。