首こり
2019年04月17日
仙台にある整体院の症例報告8 頚椎捻挫 首が回らない
症例 | 頚椎捻挫 首が回らない |
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性別 | 男性 30代 |
初診 | H28.11 |
症状 |
筋トレ中に首を負傷 |
触診・視診・検査 | 頚部から肩部にかけて筋緊張が強く、圧痛が強い、熱感が強い、頚部の回旋がまったくできない、両肩の外転120°で制限があり痛みで上がらない、腹部の緊張が強い |
既往歴 | 腰部の椎間板ヘルニア、頚部捻挫 |
整体施術内容と経過
仰向けで寝るまでが大変なので、座位でアキレス腱とふくらはぎの調整(循環を高めるため)座位で前腕から手首を調整(循環を高めるため)ここで頚部の可動域が良くなり仰向けになることができました。お腹のむくみがありましたので、リンパの流れを促し首と肩回りの筋肉を緩めていきました。
これによって頚部と肩の可動域が良くなりましたので、テーピングをして終了しました。2回目で痛みと可動域が改善し仕事にも復帰されました。
考察
仰向けになった際にお腹の緊張が強いので、食生活を伺うと暴飲暴食でした。痛めた原因が筋トレでしたが、内臓疲労により血液の質が悪くなることで慢性的に筋肉が緊張していたのだと考えられました。
この方には、食生活の改善(夜の炭水化物とアルコールの量を減らすこと)を伝えました。今は大丈夫でも5~10年後が心配だったからです。内臓疲労にも急性と慢性症状があります。これから忘年会シーズンに入るとギックリ腰や寝違いが増えます。これは消化器系の疲労による急性症状です。
暴飲暴食をした翌朝は、無理に食べないようにしてください。内臓を休めることが回復の早道です。今回は内臓疲労が原因による頚部の症例でした。