仙台にある整体院の症例報告13 アトピー 食べ過ぎによってアトピーになる?
症例 | アトピー 食べ過ぎによってアトピーになる? |
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性別 | 男性30代 |
初診 | H28.8 |
症状 | アトピー、肩こり、腰痛 |
触診・視診・検査 | 頚部、お腹、背中の発赤とかゆみ(ステロイド使用中)頚部・肩部の筋緊張、両肩の肩関節の可動域150°で制限あり、腹部の緊張 |
既往歴 | 変形性膝関節症 |
整体施術内容と経過
この方は、小さい頃からアトピーがあり特に背中がひどくなっていました。季節の変わり目やストレスが大きくなると悪化することを繰り返しているようでした。お腹の緊張が強く肋骨の硬さがあり呼吸が浅くなっているようでした。お腹の緊張を緩めることと呼吸を深くすることを目的に行っていきました。
毎回、骨盤と首の調整をすることで腰痛、肩こりも改善していきました。 アトピーの方もステロイドを使用しないでも大丈夫ぐらいになってきたとのことでしたので保湿剤だけになりました。
考察
この方は一人暮らしということで、夜ご飯はほぼ外食でした。夜も帰りが遅いので消化しきれないまま寝る毎日で少しづつ内臓疲労を起こし、排泄機能が落ちたことで皮膚に症状が出てきたのだと思います。この方には、夜ご飯が遅いときは炭水化物を減らすことと食べてしまった時は、朝ご飯を軽めにするように指導しました。
計画的に通ってくださったことと食生活を見直してくれたことで早期に回復されました。夜ご飯が遅く消化する前に寝てしまうことで、内臓に負担がかかり血液が汚れてしまいます。夜ご飯が遅い場合は消化の良いものにされるか、食べてしまったら、翌朝は量を減らすなどして帳尻を合わせてみてください。それだけでも身体が楽になることを実感できると思います。
食べ過ぎによる弊害の対応策が広まることを願っています。アトピーも体の排泄機能を高めることで軽減していったり薬が効きやすくなることを臨床を通して体感しております。