交通事故
2019年05月21日
仙台にある整体院の症例報告15 むち打ち、頚椎捻挫 むち打ちをして手足がしびれる
症例 | むち打ち むち打ちをして手足がしびれる |
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性別 | 男性50代 |
初診 | H28.8 |
症状 | 交通事故で車で停車中に後方から衝突され、2日後から両手のしびれ、両手の握力低下、両下肢のしびれ、首を上に向けない |
触診・視診・検査 | 左肩の下がりが強い、両肩の外転制限120度、頚部の後屈制限強い、吐き気、両手両足の筋力弱化あり |
整体施術内容と経過
交通事故は強い外力が加わるので、骨の歪みが強く出る場合が多いです。こういった方は、首が不安定な状態なので、安易に首周りを緩めてしまうとさらに支持性が悪くなります。筋肉を緩めるよりも骨格の安定を図るために関節の調整に重きをおいて施術をしていきました。
考察
交通事故などの外傷によるケガは、頚部に強いせん断力が働きますので、非常に強い歪みをつくります。この方は神経根症状で麻痺と自律神経症状が出ていましたので、刺激量を考えて計画的に施術にあたりました。頚椎が不安定でしたので、緩めるよりは関節に圧をかけながら締めるように施術していきました。
計画的に通って下さり、頚部のアイシングを徹底的にやってくれたことで比較的早く改善されたのだと思います。むち打ちや頚椎捻挫で、改善しないまま治癒になって困っている方が多く見受けられます。交通事故による施術は手技療法で行ってくれるところを選んでもらえると良いです。
電気や湿布、痛み止めで痛めた靭帯や骨膜、関節の損傷や位置異常は治りにくいことが多いです。