その他
2020年03月01日

仙台にある整体院の症例報告43 起立性調節障害(倦怠感、吐き気)

症例 起立性調節障害(倦怠感、吐き気)
性別 男性10代
初診 H30.1
症状 1ヵ月前から倦怠感が強く、吐き気があり学校に行けないとのことでした。病院では起立性調節障害と診断され、薬を処方されましたが改善がみられないということで来院されました。
触診・視診・検査 全身の筋肉の緊張が強い、頚椎の歪み、お腹の緊張、左股関節の可動域制限、無表情、覇気がない、血色が悪い

整体施術内容と経過

この子は、全身の筋緊張が強かったので循環を高めることと頚椎の歪みを整えることを目的に行っていきました。左股関節の歪みも強く出てましたので、その調整も行っていきました。

体が緩んでくることで表情や姿勢が変化していくのがわかりました。3回の施術で学校に行けるようになったと喜んでおりました。

考察

色々とお話しを伺っても精神的なストレスやショックな出来事もないようでしたので、体を整えることに集中しました。頚椎の歪みから脳の機能が落ちているように感じました。首の緊張が緩むことでお腹も緩んだことから迷走神経の働きも落ちていたのだと考えました。

施術を重ねるごとに覇気が戻ってきて表情や姿勢が変わっていきました。呼吸も深くなっているようでした。今、原因がわからず苦しんでいる子供たちはたくさんいます。スマホやゲームの普及によって必要な時期に必要な体の運動をやってこないことで、ぎこちない動きの子供が増えているように思います。

運動もやっていて体の不調が続いている場合は、体の歪みを整えることも大切かと思います。この情報が必要な方に届くことを願っております。