肩こり
2020年03月07日

仙台にある整体院の症例報告症例44 歯科金属の影響と考えられる倦怠感、肩こり

症例 歯科金属の影響と考えられる倦怠感、肩こり
性別 男性50代
初診 H30.2
症状 1ヵ月前から倦怠感が強く、肩こり、首が張り疲れやすい。病院を受診すると原因がわからいが、肝臓の数値が高いとのことです。薬を服用しても数値は下がらず、倦怠感も変化しない。午後になると疲れて寝てしまう。
触診・視診・検査 全身の筋肉の緊張が強い、頚椎の歪み、お腹の緊張、皮膚の色が黒い、覇気がない

整体施術内容と経過

この方は、全身の筋肉の筋緊張が強いので循環力を高めるために首と背中を緩めることを目的に行っていきました。施術後は少し楽になりましたが、口の中の歯科金属が多く気になりました。歯医者さんに行ってもらうと口内にアレルギーを持っている金属が数個入っているとのことでした。

金属を外してもらい、次に来ていただいた時には倦怠感が抜け、表情が生き生きしていました。そこから半年ほどかけて、デトックスできるように汗をかいてもらったり、食生活を見直すことで肝臓の数値も下がっていきました。

考察

肝臓が弱ると倦怠感が強くなったり、皮膚が黒ずむことがあります。この方も同じような症状でしたが原因がわからないとのことでした。歯科金属で肝臓の数値が高くなっている方が、お世話になっているクリニックでも多くいらっしゃったので早めに歯科医院をご紹介させていただきました。

歯科金属も色々な種類がありますが、本人にアレルギーがあることもあります。専門の歯科医院で検査することで容易にわかるようになっています。歯科金属の影響として顔の湿疹やかゆみとして症状が出ている方もクリニックでは多いようでした。今後は様々な視点で患者さんを診ていくことが大切だと強く感じた症例でした。