その他
2020年03月24日

仙台にある整体院の症例報告46 寝違い、首が回らない

症例 寝違い、首が回らない
性別 女性30代
初診 H31.8
症状 慢性的な肩こりがあり、よく首が回らなくなることがある。今回も疲れが溜まっていて起床時にぴきっとなり首が回らなくなったとのことです。
触診・視診・検査 首、肩、お腹、背中の筋緊張が強い、両肩関節の可動域制限あり、首の回旋、後屈制限あり

整体施術内容と経過

この方は、首、肩、腕がパンパンに張っていました。仰向けになることもできないようでしたので、座位のまま腕からほぐしていきました。腕がほぐれることで、仰向けになることができました。

仰向けの姿勢でお腹の緊張を緩めるために肋骨を調整していきました。お腹が緩むことで全身の循環が上がってきますので首と肩の緊張がどんどん緩んできました。首の回旋制限は多少ありましたが、自宅でアイシングをやっていただき、3回ほどで日常生活に支障ないぐらいに回復されました。

考察

この方は、育児と仕事のストレスで身体全身に負担がかかっているようでした。おおもとの原因は精神的ストレスと固まって作業するクセだと感じました。精神的ストレスに関しては、物事の捉え方を変えていくことをお伝えしました。なかなか簡単ではありませんが、ここを変えていかないと何度も肉体を痛めてしまいます。

固まって作業するクセですが、デスクワーク中に肩に力が入りやすく、肩甲骨が上に上がっている状態でした。(いかり肩)こういった肩は、どんな作業においても肩を力んでしまいますので、肩を力まないように意識してもらいました。

運動選手にも多いのですが、肩に力みがあると動作が制限されてパフォーマンスが落ちてしまいます。自分の動きのクセを知って対処することで、どんどん楽に生活や運動ができるようになります。